■ 南インド屋様のご紹介
札幌を拠点に南インド料理の魅力を発信されている「南インド屋」様。
間借りのミールス店としての活動を経て、現在はスパイスや豆の販売、レシピ発信、料理教室を展開されています。
看板商品である定期便「スパイスレッスン」では、スパイスや豆とともに本格的なレシピをお届け。
安易に日本向けへ簡略化するのではなく、現地の味わいと背景を大切にした料理を提案されています。
大量調理にも対応できる鍋サイズ、火の入り方、重さや厚みの違いまで。
実際にさまざまな鍋を使い込み、比較しながら得られたご意見は、
これからビリヤニ作りに挑戦する方にとっても、非常に示唆に富む内容です。
■ 道具を選んだきっかけ
派手さはないものの、「しっかりした鍋を作っているメーカー」として、
以前から中尾アルミ製作所のことをご存じだったという南インド屋様。
料理好きのご友人の中にも、中尾アルミ製品を長く愛用されている方が多く、
実際に購入を検討された際には、他社製品とも比較されたそうです。
価格はやや高めではあるものの、
「安い鍋は歪みやすい」という実体験や、
ビリヤニ店を営む知人の声も参考となり、
歪みにくさ・耐久性への信頼が購入の決め手となりました。

■ 使い心地について
ビリヤニという料理において、「外輪鍋」という形状がいかに理にかなっているのか。
南インド屋様は、実際に複数サイズを使いながら、その特性を丁寧に検証されています。
まずは実際の調理体験から。
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コルカタビリヤニ作った。35cmの外輪鍋(中尾アルミ製作所)があれば1kg以上の米も余裕で炊けるね。
僕も一度使って、これは余人をもって代え難い!と思って買いました。中尾アルミの33cmでした。
派手でないしっかりした鍋を作っているメイカーとして貴社のことは存じ上げておりました。
料理好きの友人で、中尾アルミを贔屓にしている人も多かったです。
実際に購入する際、他社製品と比較した時には、値段は少し高いけど、おそらく歪みにくいだろうと考えた記憶があります。安い鍋は歪むので。
ビリヤニ屋を経営している知人も、安い外輪鍋は歪むと言っていました。
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【外輪鍋 のご感想】
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底面積が広い外輪鍋はビリヤニに非常に向くことを再確認しました。
本格的な調理法としては、蓋の上に焼けた炭を置くなどして天火を作ることもあるのですが、それを望めない日本の家庭では下火だけでの調理となる為、深い鍋はビリヤニに向きません。
インドのレストランでも下火だけで調理することが多く、外輪鍋のようなものが使われることが多いようです。もう少し深いものや丸っこいデーグが使われることもあります。
外輪鍋を使うと、熱伝導の良さと厚みのおかげか、苦味が出るほどの焦げが発生する心配はほとんどなく、快適にビリヤニを作ることができました。
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【キングポットとプロキングの比較】
※以下は家庭用コンロ・33cmサイズでのご使用に基づく率直なご感想です。
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プロキングの方が比熱が大きいからか、火にかけて温度が上がるまでのスピードが遅く、ビリヤニ作りには、やや重い印象を受けました。キングポットの方が、ふわっと早く温度が上がりました。ビリヤニは、最初に強火で温度を上げて、そのあとはとろ火で温度を保つような調理をします。
プロキングは、一度温度が上がってしまえば、あとは厚みのおかげで放っておけば良い具合に炊き上がり、焦げつきの心配もないのは快適でした。
感想としては、33cmを家庭用コンロで使うなら、性能だけでなく、価格と重量のことを考えても、キングポットの方が使いやすいと思いました。
ただプロキングの立ち上がりの遅さは、33cmという家庭用コンロに対して大きいサイズだったからという気もするので、30cmや28cmであれば、プロキングでも重さは感じにくいと思います。
結論としては、私が知り合いに勧めるのであれば、33cm以上ならキングポット、それ以下のサイズであればプロキングでもOK、こだわりがなければ基本的にはキングポットで性能的には十分、と言うと思います。
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※プロキングは厚みがある分、熱保持力に優れ、温度が安定した後の炊き上がりの安心感が特長です。
用途やサイズに応じて選び分けることで、それぞれの良さがより活きてきます。
■ 情報
南インド屋 様

X:@minamiindoya
スパイス・豆・食材がレシピと届く人気の「スパイスレッスン」を運営。
東京・大阪・札幌でのビリヤニ料理教室を開催し、南インド料理の魅力を発信されています。
▶ 公式サイト:南インド屋

