札幌・円山のフレンチレストラン「Moliere(モリエール)」のオーナーシェフ、中道博氏。
長年にわたり北海道の食材と向き合いながら、日本のフランス料理界を牽引してきた料理人です。
料理を通して目指すのは、
「人を驚かせ、喜ばせること」。
一皿を前にしたときに思わず
「さすが」と声がこぼれるような料理。
その想いを原点に、現在は複数のレストランを展開しながら、地域と料理の関係を大切にした店づくりを続けています。

■ 料理に込める想い
中道シェフの料理の軸にあるのは、
土地と人をつなぐ料理という考え方です。
自らが暮らす土地には、
農家がいて、漁師がいて、食材を支える多くの人がいる。
その土地の食材を使うことで、地域の中でお金が巡り、人と人が支え合う関係が生まれる。
そうした積み重ねが、料理やサービスの中に自然と表れてくるといいます。
ぱっと見た印象は派手ではない。
しかし、一口食べた瞬間に感じる輪郭のある味わい。
中道シェフは、それを
「エッジの効いた料理」
と表現します。
日々の積み重ねの中で、その料理を磨き続けています。

■ 道具との向き合い方
料理において、鍋は非常に重要な存在だと中道シェフは語ります。
良い道具とは、ただ便利なものではなく
長く付き合える強度と信頼を備えたもの。
厨房で日々使い続ける以上、構造がしっかりしていない道具は早く傷んでしまう。
だからこそ、道具選びは料理人にとって重要な仕事の一つだといいます。
また、中道シェフはこう語ります。
「万能の鍋なんて無いんですよ。」
料理ごとに役割があり、鍋にもそれぞれ得意な仕事がある。
その特性を理解しながら使い込むことで、道具は料理人の手に馴染んでいく。
中尾アルミ製作所の鍋も、そうして長く使い続けることで
自分の料理に合った道具へと育っていく存在だと話してくださいました。

■ シェフプロフィール
Moliere レストランモリエール オーナーシェフ
中道 博 シェフ
23歳で渡仏し、3年間の修行を経て帰国。札幌グランドホテルで経験を積み、1982年オーストリア世界料理コンクールに日本代表として出場し金賞・特別賞を受賞。
札幌円山にフレンチレストラン「モリエール」を開店し、数々のレストランをプロデュース。
2008年北海道洞爺湖サミットで料理を提供。2011年には農林水産省「料理マスターズ」に認定。
現在7店舗を展開し、ミシュランの星を合計6つ獲得している。
■ 店舗情報
Moliere(モリエール)
北海道札幌市中央区宮ヶ丘2丁目1-1
ラファイエット宮ヶ丘1F
TEL:011-631-3155

