vol.10 ミシュランシェフ語る素材を生かす料理|Ryuzu 飯塚隆太シェフ

vol.10 ミシュランシェフ語る素材を生かす料理|Ryuzu 飯塚隆太シェフ

六本木に店を構えるフレンチレストラン
Restaurant Ryuzu。

オーナーシェフを務める
飯塚隆太シェフは、フランス料理の名門「ジョエル・ロブション」グループで研鑽を積み、長年シェフとして腕を振るってきました。

2011年、独立してRestaurant Ryuzuを開業。
素材の持ち味を最大限に引き出す、繊細で端正なフランス料理で国内外から高い評価を受けています。

飯塚シェフが料理で大切にしているのは、素材の存在感をそのまま感じられること。

料理を口にした瞬間に、素材そのものの魅力が伝わる。
そのような料理を目指し、日々厨房に立ち続けています。

 

 

■ 素材を生かす料理という考え方

Restaurant Ryuzuは、2011年に飯塚シェフが独立して開いたレストランです。

それ以前はロブションの厨房で長く経験を重ね、
「ラトリエ ドゥ ジョエル・ロブション」のシェフとして料理を担っていました。

その経験を経て辿り着いた料理の軸は、素材感を大切にすること。

食べた瞬間に、食材本来の味わいがしっかりと伝わる料理。
料理人の技術は、その魅力をさらに引き上げるためにあると語ります。

店づくりにおいてもその考えは徹底されており、

  • カトラリーには銀器

  • グラスにはバカラ

  • 皿は有田焼の特注品

といったように、料理を引き立てる道具にも強いこだわりを持っています。

良い素材、そしてそれを支える良い道具。
その両方が揃ってこそ、美味しい料理は完成するという考えです。

 

 

■ 使い心地について

料理を支えるもう一つの重要な存在が、鍋という調理道具です。

飯塚シェフはロブション時代から長年にわたり、中尾アルミ製作所の鍋を使い続けています。

使い慣れた道具だからこそ、火の入り方や熱の伝わり方を正確に感じ取ることができるといいます。

中尾アルミの鍋は、熱伝導に優れ、火当たりが均一。
局所的に焦げることなく、鍋全体にじんわりと熱が伝わるため、非常に扱いやすいと語ります。

そのため独立の際にも、厨房の鍋はすべて中尾アルミ製作所で揃えました。

良い鍋を使い、良い素材を丁寧に調理する。
その積み重ねこそが、料理の完成度を高める大切な要素なのです。

 

 

■ 日々の積み重ねが信頼を生む

飯塚シェフが大切にしているのは、一日一日の積み重ね。

その日の料理を丁寧に仕上げ、お客様に喜んでいただく。
そしてまた訪れていただく。

その繰り返しこそが、レストランの信頼を築くと考えています。

インタビュー当時(2018年時点)、Restaurant Ryuzuは開業から8年目。
まだまだやり尽くしたとは思っていないと語ります。

自分が納得できるところまで、この店を守り続けたい。
その想いが、料理と店づくりの原動力になっています。

 

 

■ シェフプロフィール

飯塚 隆太 シェフ

専門学校卒業後、「第一ホテル東京ベイ」「ホテル ザ マンハッタン」などで研鑽を積む。
その後「タイユバン・ロブション」にて部門シェフを務め、1997年に渡仏。現地の名店で経験を重ねる。

帰国後は
「タイユバン・ロブション カフェフランセ」スーシェフ、
「ターブル ドゥ ジョエル・ロブション」シェフ、
「ラトリエ ドゥ ジョエル・ロブション」シェフを歴任。

2011年、六本木にRestaurant Ryuzuを開業。
素材の魅力を生かした正統派フランス料理で高い評価を得ている。

 

 

■ 店舗情報

Restaurant Ryuzu
〒106-0032
東京都港区六本木4-2-35 VORT六本木Dual's B1F
TEL 03-5770-4236
http://restaurant-ryuzu.com/pc_index.php
▶ Instagram:restaurant_ryuzu